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マッサがポールポジション! 小林可夢偉は20番手/F1オーストリアGP予選

2014年06月21日(土)22:27 pm

2014年F1第8戦オーストリアGPが6月21日(土)、レッドブルリンク(全長4.326km)で2日目を迎え、現地時間14時(日本時間21時)から行われた予選でフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)がポールポジションを獲得した。通算16回目。小林可夢偉(ケータハム)は20番手だった。

■【結果】ウィリアムズ1-2!F1オーストリアGP予選のタイム、ギャップ

Q1は、メルセデスAMG勢が順当に上位を占める中、ザウバー、マルシャ、ケータハムが脱落するという順当な形で推移。ダニール・クビアト(トロロッソ)が2番手タイムを出し、かなり調子を上げてきたのが印象的だった。

Q1で予選を終えた17番手から22番手は次のとおり。17番手エイドリアン・スーティル(ザウバー)、18番手エステバン・グティエレス(ザウバー)、19番手ジュール・ビアンキ(マルシャ)、20番手小林可夢偉(ケータハム)、21番手マックス・チルトン(マルシャ)、22番手マーカス・エリクソン(ケータハム)。

Q2は、メルセデスAMG勢とウィリアムズ勢が強さを発揮し、トップ4までを固める。一方で、4年連続F1チャンピオンのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)はタイムを伸ばすことができず13番手に終わり、またしても9番手でQ3進出を決めたチームメートのリカルドに敗れている。

Q2で予選を終えた11番手から16番手は次のとおり。11番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、12番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)、13番手セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、14番手パストール・マルドナード(ロータス)、15番手ジャン-エリック・ベルニュ(トロロッソ)、16番手ロマン・グロージャン(ロータス)。なお、ペレスは決勝スタートで5グリッド降格処分を受けることが確定している。

ポールポジションを決める戦いとなったQ3は、波乱の展開となる。まずバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)がトップタイムを刻む。そのタイムの更新を狙うニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)はわずかに届かず2番手。ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)は途中でコースアウトし、そのタイムを抹消されてしまう。

迎えた最後のアタック、ボッタスのタイムを追うメルセデスAMG勢だが、前を走っていたハミルトンが大きくスピンを喫し、そこで区間イエローとなる。後ろを走っていたロズベルグはモナコと全く逆の状態でこのイエローに妨害されることとなり、タイム更新できずに終わる。このままボッタスの初ポール確定かと思われたが、最後にアタック走行に入っていたマッサがボッタスのタイムを約コンマ1秒更新し、今シーズンメルセデスAMG以外のドライバーとして初めてのポールポジションを獲得した。

2番手から10番手までの結果は次のとおり。2番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、3番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、4番手フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、5番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、6番手ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)、7番手ダニール・クビアト(トロロッソ)、8番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、9番手ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、10番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)。

なお、ヒュルケンベルグはタイムアタックを行わずノータイム。ハミルトンも最初のタイムを抹消されたためノータイムながら、アタックを行っていたことでヒュルケンベルグの上9番手となっている。

可夢偉は、苦しい戦いが続く中、ライバルであるマルシャ勢に割って入る活躍を見せ、20番手で予選を終えている。

F1オーストリアGP決勝は、明日の日本時間21時から始まる。

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