2014年F1第8戦オーストリアGPが6月20日(金)、レッドブルリンク(全長4.326km)で開幕。現地時間14時(日本時間21時)から行われたフリー走行2回目でルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がトップに立った。小林可夢偉(ケータハム)は21番手だった。
時折コースオフするクルマは見られるものの、大きなトラブルもなくセッションが進んだ。このセッションではオプションのスーパーソフトタイヤを履いたハミルトンが1分9秒542のベストタイムを刻んでトップに立った。午前中トップだったニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)はハミルトンからコンマ4秒弱遅れの2番手。3番手には午前中に引き続きフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がつけている。
以下、4番手から10番手までの結果は次のとおり。4番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、5番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、6番手セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、7番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)、8番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、9番手ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)、10番手ジャン-エリック・ベルニュ(トロロッソ)。
可夢偉は、セッション終盤にブレーキング時にクルマが右に引っ張られるという症状を訴え、そのチェック作業に専念。最後の走行プログラムを行うことなく、ほかのドライバーに比べ約半分ほどの24周を消化したのみでセッションを終えている。
F1オーストリアGPフリー走行3回目は、明日の日本時間18時から始まる。