2014年F1第8戦オーストリアGPが6月20日(金)、レッドブルリンク(全長4.326km)で開幕。現地時間10時(日本時間17時)から行われたフリー走行1回目でニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)がトップに立った。小林可夢偉(ケータハム)は20番手だった。
11年ぶりの開催となったオーストリアGPの最初のセッションはうす曇りの天候のもとでスタート。90分のセッションを通じてのトップタイムを刻んだのは現時点のポイントリーダーであるロズベルグ。タイムは1分11秒295だった。セッションが終盤に差し掛かるころには小雨も落ち始めたが、レインコンディションとなるほどでもなく、全体的には各ドライバーともに順調に周回を重ねた。
2番手から10番手までの結果は次のとおり。2番手ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、3番手フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、4番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、5番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)、6番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、7番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、8番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、9番手ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)、10番手ジャン-エリック・ベルニュ(トロロッソ)。
可夢偉のチームメートであるマーカス・エリクソン(ケータハム)のクルマに序盤にトラブルが発生しストップ。そうした不安を抱えながらも、可夢偉は順調に24周を消化している。タイム的には1分14秒611にとどまっており、今後のセッションでのタイムアップを期待したいところだ。
F1オーストリアGPフリー走行2回目は、このあと日本時間21時から始まる。