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シューマッハは必ず今の闘いに勝利するとロズベルグ

今週、昨年末のスキー事故で重傷を負い、その後長期にわたってこん睡状態に陥っていたミハエル・シューマッハがすでにこん睡から目覚め、リハビリテーションに入るためにスイスの病院へ転院したことが明らかとなり、F1関係者もこのうれしいニュースを歓迎している。

【動画】ミハエル・シューマッハ退院、F1界からも喜びの声

かつて7度F1チャンピオンに輝いた伝説的F1ドライバーであるシューマッハのチームメートとして2010年から2012年までともにF1を戦っていたニコ・ロズベルグ（メルセデスAMG）は、『Bild（ビルト）』からシューマッハを見舞いに行く計画があるかと尋ねられると、次のように答えた。

「それ（訪ねて行くこと）は適切なことではないと思う。僕は彼の親友だったというほどでもないからね」

だが、ロズベルグは、シューマッハが最終的には現在迎えている困難な闘いに勝利するだろうと次のように続けた。

「僕は、彼にとって最後のシーズンでのオースティン（アメリカGP／第19戦）のレースを覚えているよ。そのとき僕たちは10位とか、そのあたりを争っていたにもかかわらず、彼はすべての周回を全力で走っていた」

「それから、彼は僕たちと一緒に2時間にも及ぶ会議を行った。彼がそれまでのキャリアで達成していたことを考えれば、彼がどういうレースをしようと誰もがそれを許すことができる。でも、彼自身がそれを許せなかったんだ」

そう語ったロズベルグは、次のように締めくくった。

「だから、僕には分かっているんだ。こういう闘いに勝つことができる者がいるとすれば、それはシューミ（シューマッハの愛称）だとね」