【結果】アウディ5連覇、トヨタ3位、中嶋一貴やポルシェは首位走行中リタイア／ル・マン24時間
フランスのサルト・サーキットで開催された第82回ル・マン24時間レースで、アウディ・スポーツ・チーム・ヨーストの2号車が優勝を飾った。アウディとしては2010年以降ル・マン5連覇、通算13回目の総合優勝となる。
2位もアウディの1号車。3位にトヨタ・レーシングの8号車が入った。
元F1ドライバー、中嶋一貴の活躍でポールポジションを獲得して期待されたトヨタ7号車は、14時間が経過しようという現地5時前、突然の電気系トラブルでリタイアに終わっている。
■各カテゴリーのトップ3
＜LMP1＞
１位／アウディ・スポーツ・チーム・ヨースト2号車／R18 Eトロン・クワトロ／379周
2位／アウディ・スポーツ・チーム・ヨースト1号車／R18 Eトロン・クワトロ／376周
3位／トヨタ・レーシング8号車／TS040ハイブリッド／374周
＜LMP2＞
1位／ヨタ・スポーツ38号車／ザイテック・ニッサン／356周
2位／ティリエ・バイTDSレーシング46号車／リジェ・ニッサン／355周
3位／シグナテック・アルピーヌ36号車／アルピーヌ・ニッサン／355周
＜LMGTE-Pro＞
1位／AFコルセ51号車／フェラーリ458イタリア／339周
2位／コルベット・レーシング73号車／コルベットC7.R／338周
3位／ポルシェ・チーム・マンセイ92号車／ポルシェ911RSR／337周
＜LMGTE-Am＞
1位／アストンマーチン・レーシング95号車／アストンマーチン・ヴァンテージV8／334周
2位／プロトン・コンペティション88号車／ポルシェ911RSR／332周
3位／AFコルセ61号車／フェラーリF458イタリア／331周
■日本人ドライバーの結果
井原慶子と中野信治は、それぞれ昨年叶わなかった完走を果たしている。
＜LMP1＞
中嶋一貴／トヨタ・レーシング7号車／TS040ハイブリッド／219周リタイア
＜LMP2>
井原慶子／ラーブル・コンペティション50号車／モーガン・ジャッド／341周（クラス12位）
＜LMGTE-Am＞
中野信治／チーム・タイサン70号車／フェラーリ458イタリア／327周（クラス8位）
＜特別枠ガレージ56＞
本山哲／ニッサン・モータースポーツ・グローバル0号車／ニッサンZEOD RC／5周リタイア
■次戦はアメリカで開催
WEC（世界耐久選手権）第4戦は、6時間耐久レースとしてアメリカのサーキット・オブ・ジ・アメリカズにおいて9月20日（土）に開催される。
