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【途中経過】中嶋一貴、首位走行中に無念のリタイア/ル・マン24時間レース

2014年06月15日(日)15:58 pm

現在フランスのサルト・サーキットで開催中の第82回ル・マン24時間レース。ポールポジションからスタートし、順調に首位をキープしていたトヨタ・レーシングの7号車だが、レース開始からほぼ14時間が経過した時点で突然の電気系トラブルによりストップ。そのままリタイアとなった。このクルマでル・マンにおける日本人初のポールポジションを達成した中嶋一貴が運転中の出来事だった。

【生中継】ル・マン24時間ライブストリーミング放送

ポールポジションを獲得しながら、無念の途中リタイアに終わった中嶋一貴は次のように語った。

中嶋一貴(トヨタモータースポーツのリリースより)
「電気系統のトラブルで、アルナージュコーナーを過ぎたところで、何の予兆もなく突然止まってしまった。電源が落ちたので無線も使えない状態だった。止まった時には火も出ていたのでその対応でも忙しかった。皆で良いクルマを作ってくれて、全体に良い流れでここまで快調に走って来たので、TS040ハイブリッドのパフォーマンスは示せる良いレースができたと思うが、その分、期待も高まっていたので非常に残念だ。来年も頑張りたい」

【写真】ル・マン24時間2014

■井原慶子、中野信治は?
現在、レース開始からほぼ18時間が経過。残り4分の1を残す時点でトップにはアウディの1号車。2番手には1周遅れで昨年までレッドブルに在籍していた元F1ドライバーのマーク・ウェバーがドライバーの一角を務めるポルシェの20号車、3番手にアウディの2号車がトップから2周遅れでつけている。

レース序盤の降雨時にクラッシュを喫し、クルマを修復してレースに復帰したトヨタの8号車は現在トップから8周遅れの4番手を走行している。井原慶子がドライバーを務めるLMP2クラスの50号車は現在クラス4番手、総合20番手。中野信治のLMGTE-Amクラス70号車はクラス7番手、総合30番手を走行している。

ル・マン24時間レースは、このあと現地時間15時(日本時間22時)にゴールを迎える。

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