ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が今週、イタリアのマラネロにあるフェラーリ本部を訪れていたところが目撃された。
このハミルトンのフェラーリ訪問に関しては、『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』、『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』、『Autosprint(オートスプリント)』などを含むイタリアの主要紙に加え、フェラーリ専門のジャーナリストとして知られるレオ・トゥッリーニも自身のブログで報じている。
だが、『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』では、今回のハミルトンはフェラーリF1チームとは何の関係もないものだったとしている。
その記事によれば、ハミルトンは「自分のフェラーリ・コレクションをさらに充実するため」にマラネロを訪れていたものであり、恐らく購入を検討しているのは非常に台数が少ないことで知られる「ラ・フェラーリ」だろうという。
「もちろん、これについてのコメントは何も出ないだろう」、と『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』は付け加えている。
だが、今回の一件でさまざまな憶測が生まれている。例えば、『Autosprint(オートスプリント)』のロベルト・チンケーロ記者は、今回のハミルトンのマラネロ訪問は「ルイス(ハミルトン)が、ニキ・ラウダ(メルセデスAMG/非常勤会長)やトト・ヴォルフ(メルセデスAMG/ビジネス担当エグゼクティブディレクター)に対し、ドライバー市場は常に開かれた状態にあることを明確に伝えるために行った政治的動きだろう」と書いている。
フェラーリでは、この件に関するコメントを行っていない。