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リカルドが初優勝、メルセデス連勝ストップ、可夢偉はリタイア/F1カナダGP決勝

2014年06月09日(月)5:03 am

2014年F1第7戦カナダGPが6月8日(日)、ジル・ビルヌーブ・サーキット(全長4.361km)で3日目を迎え、現地時間13時(日本時間9日3時)から行われた決勝でレッドブルのダニエル・リカルドが初優勝を飾った。小林可夢偉(ケータハム)は途中リタイアに終わった。

【結果】F1第7戦カナダGP決勝。順位、タイム差など

波乱が多いことで知られるカナダGPだが、今年も大きな波乱が待っていた。序盤は順調に1-2体制を築いていたニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンのメルセデスAMG勢だが、中盤に両方のクルマにトラブルが発生し、後続の追い上げを受ける。その後ハミルトンはブレーキトラブルでリタイア。

ロズベルグはセルジオ・ペレス(フォース・インディア)、ダニエル・リカルド(レッドブル)、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)を従えながら辛抱のレースを続けるが、ついに残り2周となったところでペレスをかわしていたリカルドに追い抜きを許し2番手に後退。

4番手走行のベッテルも最終ラップに入るところで、ペレスをとらえて3番手に浮上。このときペレスとマッサが第1コーナー手前で激しくクラッシュ。最終ラップで今日2回目のセーフティカーが導入され、そこでリカルドの初優勝が確定。開幕以来続いていたメルセデスAMGの連勝がストップした。2位はロズベルグ、3位はベッテルだった。

4位から10位までは次の通り。4位ジェンソン・バトン(マクラーレン)、5位ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、6位フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、7位バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、8位ジャン-エリック・ベルニュ(トロロッソ)、9位ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)、10位キミ・ライコネン(フェラーリ)。

可夢偉は、24周目に入ったところで左リアサスペンションを破損し、リタイアに終わっている。

次戦、2014年F1第8戦オーストリアGPは、6月20日(金)現地時間10時(日本時間17時)に開幕。決勝は6月22日(日)現地時間14時(日本時間21時)にスタートする。

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