小林可夢偉「チャンスをものにできるよう準備しておく」
ケータハムの小林可夢偉が、ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われるF1第7戦カナダGP（6月8日決勝）に向けて意気込みを語った。
小林可夢偉
「7戦目はカナダのモントリオールです。1年のうちでもすごく人気のあるレースのひとつですし、天候がレースに大きな影響を及ぼすこともあるところです。現時点での予報では金、土、日とドライになりそうですが、もし天気が変われば間違いなく僕たちにとっては好都合ですので、どんなチャンスもものにできるよう準備をしておくことが必要です」
「先週はファクトリーでカナダに向けた準備に当たっていました。モナコでは、できることはすべてやったものの、計画していたような終わり方にはなりませんでした。でもみんなはこれまで以上に懸命に戦い続けています」
「モナコのときのようなクレイジーなレースになることは、そうあるものではありません。でも、そうなったときのための準備を怠らないようにする必要があります。前回のレース後にチームの大勢と話をしましたが、全員がこれまでのことはもう忘れ、これから前進を果たしていくことに集中しているのは分かっています」
「カナダのサーキットはレースをするにはいいところです。地元のファンはとても情熱的ですし、F1をよく知っていますね。木曜日からすでに大勢の観客が詰めかけ、F1が戻ってきたことでワクワクしているのを見るのはうれしいことです。僕たちが彼らのホームタウンでレースをすることがどういう意味を持つのかということが分かりますからね。それはこのスポーツに携わるすべての人にとってうれしいものです」
「僕は2011年と2012年にここでポイントを獲得しています。もちろん、今年もまたそれを達成できればいいですね。さっきも言ったように、かなりクレイジーなレースになる可能性もありますから、そのいう場合に向けて僕自身も、チーム全体でも準備を整えるようにします」
