今年ソチで初開催が予定されているF1ロシアGP(10月12日決勝)だが、将来はナイトレースとして開催されることになるかもしれない。
クリミアやウクライナとの政治情勢をかんがみ、今年の開催を懸念する声もあがっているロシアGP。だが、すでにそのチケットは販売が開始されている。
そして、主催者であるセルゲイ・ボロビョフは、ロシアGPを人工照明のもとで行う計画をしていると語った。
「そう、ナイトレースを検討している」
『RIA Novosti(ロシア・ノーボスチ通信社)』にそう語ったボロビョフは、次のように続けた。
「エクレストン(F1最高責任者のバーニー・エクレストン)が、夜のほうが非常に美しいと確認するためにソチに来たよ」
「そのアイデアを最初(2014年)のレースで実現するのは技術的に難しいし、(今年は)間違いなく日中のレースになる」
そう語ったボロビョフは、次のように締めくくった。
「ナイトレースでは予算も増大するから、まずそれを計算しないとならない。だが、我々はそれ(ナイトレースという概念)を気に入っているし、そのうち実現することになると思っているよ」