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カストロネベスが優勝。佐藤琢磨は18位に終わる／インディカー第7戦（デトロイト2）

デトロイトのベルアイル市街地サーキットで現地時間6月1日（日）に行われたインディカーの今季第7戦「インディ・デュアル・イン・デトロイト」第2レースで、ブラジル人ドライバーのエリオ・カストロネベス（チーム・ペンスキー）が今季初優勝を飾った。ポールポジションを獲得し、期待された日本人元F1ドライバーの佐藤琢磨（AJフォイト・レーシング）は18位に終わった。

同日に行われた予選で、今シーズン2度目となるポールポジションを獲得していた琢磨は、スタートでもトップの座を譲らず、徐々に後続との距離を離してゆく理想的な序盤となった。しかし、10周目にフルコースコーションが発生した際にピットインしタイヤ交換を行うが、やはりここでピットに入ったカストロネベスに先行を許してしまう。

その後、そのままステイアウトしたクルマの中でレースを続け、徐々に順位を取り戻しつつあった琢磨だが、レース後半に他車に接触されスピン。体勢を立て直してコース復帰するも大きく順位を下げてしまう。さらに、レースが残りあと5周となった時点では12番手まで順位をばん回していたものの、再びターン5で他車に接触されてタイヤバリアにクラッシュ。結局第1レースと同じ18位という残念な結果に終わった。

2位にはウィル・パワー（チーム・ペンスキー）が入り、ペンスキー勢が1-2フィニッシュを達成。3位にはチャーリー・キンボール（チップ・ガナッシ・レーシング）が入っている。

インディカーシリーズ第8戦「ファイアストン600」は、テキサス・モータースピードウエイにおいて6月7日（日本時間6月8日）に決勝が開催される。