モンテカルロ市街地サーキットで行われたF1第6戦モナコGP、決勝を終えたニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)は次のようにコメントした。
■ニコ・ヒュルケンベルグ(決勝5位)
「今日、こういう難しいレースでポイントが取れたのは素晴らしいご褒美だ。最後の20周は本当に難しかったよ。そのとき履いていたスーパーソフトタイヤはもうほとんど使い切ってしまっていたし、後ろのクルマを押さえながらバリアに突っ込まないようにするのは大変だった。何度か壁をこすってしまったこともあったよ。でも何とか最後まで生き残って5位を守りきることができた」
「幸いなことに、僕のクルマはいい場所で速さがあったんだ。トンネルに入っていくところと、最終コーナーを抜けるところでね。決勝では何度か楽しめる瞬間もあった。特にマグヌッセン(ケビン・マグヌッセン/マクラーレン)に追い抜きを仕掛けたときとかね。彼はトロロッソを周回遅れにするときに少し勢いを失ったんだ。そこがチャンスだと思ってターン8でノーズを内側に突っ込んでいったよ。モナコのようなサーキットではうまく追い抜きができると笑みがこぼれてしまうよ」