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ケータハムオーナー、チーム売却の報道に沈黙

2014年05月25日(日)17:03 pm

小林可夢偉の所属するケータハムのオーナーであるトニー・フェルナンデスは、チームを売却する計画があるという報道に対して反応を示していない。

ケータハムはエンジン供給元のルノーとギアボックスの提供を受けるレッドブルに対して支払いが遅れているのではないかとうわさされており、ケータハム・グループ共同会長のフェルナンデスがチーム売却を考えているといううわさもある。

フェルナンデスはここ数ヶ月間F1のパドックに姿を見せていない。F1モナコGP(25日決勝)予選が開催されていた24日(土)も、自身が所有するロンドンのサッカーチーム、クイーンズ・パーク・レンジャーズがプレミアリーグに昇格するのを見ていた。

25日(日)に『Bloomberg(ブルームバーグ)』と『The Edge Malaysia(エッジ・マレーシア)』は、フェルナンデスがケータハム・グループ売却を計画していると報じた。

『The Edge Malaysia(エッジ・マレーシア)』は、情報筋などからの情報を元に、マレーシアの実業家であるフェルナンデスが、ケータハムの自動車会社とF1チームを6億ドル(約611億円)弱で売ろうとしていると伝えている。

『Bloomberg(ブルームバーグ)』は、この件についてフェルナンデスに問い合わせたが、電話にもメールにも返答はなかったとしている。

フェルナンデスは、1月に次のように話していた。「(2014年に)最下位となるようなことがあれば、続けることはないと思う。これで終わり、最後のチャンスだ。少しは進歩していると感じられることが必要だ」

3月には、ケータハムがルノーと提携して興したベンチャー事業の中止が発表された。また、『Malaysian Reserve(マレーシアン・リザーブ)』紙は23日(金)に、「ケータハム・ジェット」の名前を冠した高級エアラインの計画も挫折したと伝えている。

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