モンテカルロ市街地サーキットで開催中のF1第6戦モナコGP、予選を終えた小林可夢偉(ケータハム)は次のようにコメントした。
■小林可夢偉(フリー走行3回目20番手/予選21番手)
「フリー走行2回目ではほんのわずかしか走行していなかったので、フリー走行3回目ではすぐにスタートし、ソフトタイヤで6周を行いました。クルマは昨日よりもアンダーステアが強くなっていましたし、タイヤの温度の問題もまだ抱えていました。でも、フリー走行1回目のときほどではありませんでした」
「2回目と3回目の走行はスーパーソフトで行いました。それは通常のフリー走行3回目のプログラムとは違いましたが、フリー走行2回目での走行が少なかったので、そうするしかなかったんです」
「予選Q1ではスーパーソフトで2回走行しました。最初の走行は問題なかったんですが、2回目ではもう少しフロントウイング(のダウンフォース)が欲しかったので、それでまたコースに戻りました。ですが、今日はそれ以上改善できるだけのスピードがなく、21番手で終わってしまいました」
「今週末はここまでかなり厳しい状態だと言っていいと思います。でも一番大切なのは明日ですし、もし天気予報が当たれば雨になるかもしれません。そうなれば何が起こっても不思議ではありませんからね。僕は、自分ができる限り最高の仕事をすることに集中していますし、現時点では厳しい状況に置かれていますが、みんな今まで以上に一生懸命に頑張っています。決勝ではそれが報いられることを期待しています」