エリクソン「いい形で週末を始めることができた」
モンテカルロ市街地サーキットで開催中のF1第6戦モナコGP、初日フリー走行を終えたマーカス・エリクソン（ケータハム）は次のようにコメントした。
■マーカス・エリクソン（フリー走行1回目20番手／フリー走行2回目21番手）
「だいぶ前にモナコでレースをしたことはあるんだけど、でもF1カーでここを走るのはもちろん初めてだし、今日の2回のセッションは正直なところ、本当に楽しめたよ。僕はこのモナコではロニー・ピーターソンに敬意を表するための特製ヘルメットをかぶっているんだ。彼は40年前にここで勝っているんだよ。僕はそのときに彼が使っていたヘルメットバッグも今週末持ってきているんだ。今日、このふたつをガレージに持ってこられたのは、ここで初めてF1の週末を迎えた僕にとって本当に誇りに思えるものとなったよ。とりわけ、僕たちはスウェーデンの同じ町の出身だからね」
「フリー走行1回目はうまくいったよ。僕は40周もできたし、予定していたことはすべてやり終えることができた。そして、始めたころに比べればクルマの全体的なバランスも明らかに改善できたよ。可夢偉同様、僕も最初の走行ではグリップがすごく低かったし、トラクション（加速力）も弱かった。それで、車高とフロントウイングの角度を変えてみたんだけど、それがうまくいったよ。まだ少しアンダーステアは抱えていたけれど、全体的なバランスは改善されたし、いい形で週末を始めることができた」
「昼にかけて強い雨が降った。だからフリー走行2回目がスタートしたとき、僕たちは路面が乾くまでコースに出るのを待つことにしたんだ。予報では土曜と日曜は晴れるらしいから、インターミディエイトで出て行ってもそれほど学べることもないし、ぬれたコースを走ることでリスクを負うようなことはしたくなかったからね。だから、僕たちはほとんどセッションが終わりに近づいたころまで待たなくてはならなかった。そしてそこからスーパーソフトで数ラップを行ったよ。だから、スーパーソフトがここでどういうパフォーマンスを示すかということについて調べ始めることはできたよ」
