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可夢偉「モナコでは何か特別なことをやってのける可能性が増える」

2014年05月19日(月)20:00 pm

ケータハムの小林可夢偉が、モンテカルロ市街地コースで行われるF1第6戦モナコGP(25日決勝)に向けて意気込みを語った。

小林可夢偉
「次はモナコ、世界一有名なレースですね。このサーキットはやりがいのあるところが好きです。どのドライバーもそうでしょうね。でも、1週間通してモナコのいたるところで本当にたくさんのことが行われていて、ちょっと強烈ですよ。自分の仕事だけに集中すべきときもありますが、レースウィーク中、それも無理なくらいです。とにかくチームのためにコース上で自分にできる最高の仕事をしたいと思っています」

「モナコは1年でも最も短いコースです。あまり高速サーキットではないので、上位のクルマとの差も少なくなります。僕たちのような小規模チームにとっては当然うれしいですね。何か特別なことをやってのける可能性が増えるわけですから。このところ厳しいレースが続いているので、何かお祝いできるようなことがあれば、いいご褒美になるんですけど」

「チームの全員が今の状況から反撃してやろうと、今まで以上に一生懸命取り組んでいます。コースでもファクトリーでも、このチームについて一番感動するのは、常にものすごい量の努力が注がれているということです。だから、そろそろ運が巡ってきてもいいころですよね」

「スペインでは、1日しかテストに参加できませんでしたが、それでも多くのことを達成できました。バルセロナに持ち込んだ新パーツの空力評価をさらに重ねましたし、スペインで週末ずっとタイヤをうまく使えなかった理由についても詳しく調べました。良かったのは、このテストで代わりとなるセットアップを評価でき、今後の開発の方向性がすごく明確になったことです。おかげで、スペインで抱えていた問題を克服できます」

「もう1つ、チームに感謝したいことがあります。テスト初日の最後にかなり大きな事故を起こしたのですが、モナコに向けてクルマを準備するために、チーム全員がいつも以上にがんばってくれました。今あるものすべてをモナコで発揮して、もっといい週末にするつもりです」

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