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ベルガー「新しいF1に対する批判は的外れ」

2014年05月14日(水)18:57 pm

元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーが、今年から新たにV6ターボエンジンを導入し、新たな姿に変わったF1に対する批判があることについて、「ばかげている」と一蹴(いっしゅう)した。

今年F1が新たに導入したレギュレーションに関して批判を行う者は少なくない。ベルガーにとっては古くからの友人でもあるディートリッヒ・マテシッツ(レッドブル/オーナー)も今週、F1ドライバーたちは燃料をセーブしなくてはならないため、チェッカーフラッグを受けるまでクルマをいたわりながら走り続けるしかないと批判を行っていた。

かつてフェラーリやマクラーレンで活躍し、トロロッソの共同オーナーを務めていたこともあるベルガーはそれに対し、次のように語った。

「ばかげてるよ」

「ハミルトン(ルイス・ハミルトン/メルセデスAMG)とロズベルグ(ニコ・ロズベルグ/メルセデスAMG)を見てごらん。彼らはすべての周回で限界の走りを見せているよ」

だがベルガーは、昨年まで4年連続でF1タイトルを獲得してきたレッドブルのいらだちも理解できるとし、次のように語った。

「本当のところは、メルセデスAMGが今の状態にあるのは、彼らが非常にいい仕事をしたということなんだ」

「レッドブルだって同じようにうまくやった。ところが、ルノー(エンジン)がそれほどでもなかったんだ。だから、これ(批判)はほとんどそのことに対する愚痴でしかないよ」、とベルガーは締めくくっている。

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