このところ、またしても批判の矢面に立っているフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)。しかし本人に動じる様子はない。
フェラーリ時代はたびたび白い目で見られていた彼だが、ウィリアムズに移籍した2014年、事実上の「ナンバー1」ドライバーとなる可能性に恵まれた。
ところが先週末のF1第5戦スペインGP、予選でマッサは9番手に留まったのに引き換え、若きチームメートのバルテリ・ボッタスは4番手に躍進した。
さらに決勝でもマッサは周回遅れでポイント圏外の13位に沈んだのと対照的に、ボッタスは5位入賞を遂げている。
これが今回、不評の理由だ。だが本人はブラジル『Totalrace(トータルレース)』に次のように話す。「僕はちっとも気にしないよ」
「僕の関心は次のレースに向いている。良い仕事をするためにね。プレッシャーには慣れっこだよ」
マッサによると、現在チームは、なぜバルセロナで彼のタイヤ消耗が予想よりひどかったのか調べているところだ。
「唯一の違いは気温だったと思う」と、マッサ。「冷えた路面で何かが逆に作用したんだよ」