2013年にF1の下位カテゴリーであるGP2シリーズで年間チャンピオンとなったスイス人ドライバーのファビオ・ライマーがF1の世界に活路を見いだすことになりそうだ。
今シーズンに向け、ザウバーに対し1400万ドル(約14億3,000万円)もの資金持ち込みをオファーしたライマーだったが、シート獲得はならなかった。このためライマーはF1をあきらめ、今年はリベリオン・レーシングから世界耐久選手権(WEC)にエントリーすることになっている。
だが、豊富な資金力を有するライナー・ガンテンバインをスポンサーに持つ25歳のライマーは、現在F1への新しい道を切り開こうとしているようだ。
『Blick(ブリック)』紙のベテラン記者であるロジャー・ブノワは、マルシャがライマーにドアを開くかもしれないと書いている。
ブノワは、先週末F1スペインGP(第5戦)が開催されたバルセロナから、ライマーが「比較的少額の資金で」今年のマルシャの控えドライバーとなり、金曜フリー走行を担当することになるかもしれないとしている。