レッドブル社主ディートリッヒ・マテシッツの意見では、F1は今や絶望的な状況だ。
長年F1をけん引しているバーニー・エクレストンは13日(火)、ゲルハルト・グリブコウスキー汚職裁判で無罪判決を勝ち取るため、ふたたびミュンヘンの裁判所に出廷する。
エクレストンなしのF1で如何に今後の計画を立てるのか、将来を考えただけで恐ろしい。マテシッツは、そのようにオーストリア『Salzburger Nachrichten(ザルツブルガー・ナッハリヒテン)』紙に話す。
「競技レベルと財政面いずれをとっても、(エクレストン後の)F1を引っ張って行く人物を探すのは、きわめて難しいね」
「現状、私は誰も思い浮かばない」と、マテシッツはあきらめ顔だ。