トヨタ、ラクティスをマイナーチェンジ。より上質なイメージが与えられるとともに燃費も向上
トヨタは、ラクティスをマイナーチェンジし5月12日（月）に発売した。価格は161万5,091円から204万1,000円までとなる。
今回のマイナーチェンジでは、内外装のデザインが見直され、よりスタイリッシュに。さらに、新開発の1.3L高熱効率・低燃費エンジンの採用により、高い燃費性能も実現された。
エクステリアでは、プロジェクター式ヘッドランプやLEDクリアランスランプを新たに採用。リヤコンビネーションランプの形状も変更されている。さらにフロントグリルにめっき加飾が施され、より精悍（せいかん）な印象とされた。さらに、「S」には新デザインのホイールも採用され、よりスタイリッシュなイメージが強調されている。ボディーカラーは新色のブロンズマイカメタリックを含む全9色の設定となる
インテリアは、センタークラスターにブラックメタリック塗装が施され、より上質なイメージが与えられた。メーターフードやセンタークラスターのシボ加工のデザインも変更され、落ち着きある室内空間が演出されている。さらに、今回新たに設定された「Gプライムスタイル」では専用のシート表皮が設定され、さらに質感が高められるとともに、ステアリングやシフトノブにシルバーステッチを施すなどの改良も加えられている。
機能面では、アイドリングストップ機能付車にはTFTマルチインフォメーションディスプレイが採用され、燃費や航続可能距離といった各種情報のほか、燃費ランキングなどを表示することでドライバーのエコドライブを支援。さらに、全車のフロントドアガラスにスーパーUVカット・IRカット機能付ガラスが採用されるなど、快適性も向上されている。
1.3L車はハイブリッド車に採用されていたアトキンソンサイクルのほか、クールドEGRやVVT-iEなどの技術を採用した新開発の高熱効率・低燃費エンジンを搭載。これらによる燃費性能向上により「エコカー減税」の対象となる。さらにアイドリングストップ機能付車はJC08モード走行燃費21.8㎞／Lの低燃費も実現されている。
また、今回のマイナーチェンジに併せてウェルキャブ（メーカー完成特装車／187万4,000円～253万1,000円）についても、ベース車同様の改良が施されている。
