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バトン「ピット作業の遅れで作戦がうまくいかなくなった」

バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで開催中のF1第5戦スペインGP、決勝を終えたジェンソン・バトン（マクラーレン）は次のようにコメントした。

【結果】F1第5戦スペインGP決勝

■ジェンソン・バトン（決勝11位）
「スタートと1周目でかなりタイムを失ってしまったよ。それに2回目のピットストップによって戦略をうまく機能させられなくなってしまった。最初の2つのスティントの間は、僕たちが改善を果たせているように感じられた。前を行くクルマよりも速かったからね」

「僕たちは2回目のストップを早めに行うというギャンブルに出たんだ。フォース・インディアの1台より前に出られると考えてね。でもダニール（クビアト／トロロッソ）のクルマが僕の後ろから一緒にピットに入ってきたんだけど、僕の作業が数秒遅れてしまった間に、彼がピットレーンで僕を追い抜いてしまったんだ」

「そして、僕がコースに出たときはちょうどルイス（ハミルトン／メルセデスAMG）の前だったんだ。彼は僕を周回遅れにしようとしていた。彼は古いタイヤで走っていたけれど、僕は新品タイヤに履き替えていた。僕は彼を前に出すしかなかったけれど、それによって僕が少し遅れてしまったよ」

「とはいえ、今日は有益なことを学んだと思っている。僕は来週のテストのためにここにとどまることになっている。そこでまたさらに学んで、もっと進歩させることができるよう期待しているよ。テストは有益に違いないけれど、それはモナコ（5月25日決勝）ですぐに役に立つものではない。でも、この先の2つか3つのレースでは役に立つはずだ。中団グループはものすごく接近しているから、たとえ小さな改善であっても、そこで差が出てくるんだ」