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ライコネンに勝っているのは「不思議なことではない」とアロンソ

2014年05月10日(土)4:11 am

キミ・ライコネン(フェラーリ)が今季ここまでなかなか実力が発揮できずにいることについて質問を受けたチームメートのフェルナンド・アロンソだが、冗談めいた口調ながら、つい本音を口にしてしまったようだ。

かつて2007年にフェラーリでF1チャンピオンとなったライコネンだが、5年ぶりにフェラーリに復帰した今季はこれまでのところ不振にあえいでいる。だが、現時点においてはフェラーリの首脳陣もそのことについて擁護する発言をしている。

フェラーリのテクニカルディレクターであるジェームス・アリソンは、次のように語った。

「彼(ライコネン)の実力は折り紙つきだ。非常に短期間のうちに、我々はその成果をサーキットで目にすることになるだろう」

しかし、今季ここまでの自分自身とライコネンの差についての質問を受けたアロンソは、間違いなく、シーズン前に(ライコネン加入により)フェラーリのナンバーワンであるという称号も危うくなるのではないかと言われていたことを思い出したようだ。

アロンソはフィンランドの『MTV3』に対し、冗談めいた口調で次のように答えた。

「常に、僕は自分のチームメートには勝つんだ。だから、それほど驚くようなことじゃないよ」

だが、アロンソは一転して真剣な口調で次のように続けた。

「現時点で、僕たちは考えていたような位置にはいない」

「キミのスタートは、ポイントということに関してはベストではなかった。でも、彼もすぐに表彰台や優勝に近いところまで来るだろうと思っているし、僕たちふたりでチームのためにもっと多くのポイントを稼ぐことができるよう願っているよ」

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