バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで開催中のF1第5戦スペインGP、予選を終えた小林可夢偉(ケータハム)は次のようにコメントした。
■小林可夢偉(フリー走行3回目21番手/予選21番手)
「昨日の2回のフリー走行で発生していたグリップの問題をまた同じように抱えてしまったことで、今日も難しい1日になってしまいました。フリー走行3回目ではクルマにかなり変更を加えてみたんですが、十分な改善はみられませんでした。ですから、予選には苦戦をすると分かっているパッケージで臨むしかありませんでした」
「予選ではオプションタイヤ(ミディアム)で1周ずつ2回の走行を行いました。最初の走行はまずまずでしたが、2回目の走行でタイムアタックをしているとき、ビアンキ(ジュール・ビアンキ/マルシャ)の後ろで少しタイムを失ってしまいました。そしてフリー走行でずっと悩まされていたバランスの問題も同じように抱えていました。それでもうそれ以上のものをクルマから引き出すことはできませんでした」
「たぶん、もしほかの影響を何も受けずに周回ができていれば、コンマ2、3秒は縮められていたんじゃないかと思います。それでも、僕たちが目標としていたところに到達するには十分ではありませんでしたけれどね」