2014年F1第5戦スペインGPが5月9日(金)、バルセロナ-カタルーニャ・サーキット(1周/4.655km)で開幕。現地時間14時(日本時間21時)から行われたフリー走行2回目でルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が午前中のフリー走行1回目に続いてトップに立った。小林可夢偉(ケータハム)は20番手だった。
ここでもメルセデスAMG勢が強さを発揮してみせた。午前中のセッションでもトップだったハミルトンがミディアムタイヤを装着して1分25秒524のベストタイムをマーク。午前中はトラブルであまり走行できなかったチームメートのニコ・ロズベルグがそれにコンマ4秒ほどの差で続いている。
3番手にはチャンピオンチームであるレッドブルのダニエル・リカルドが入ったが、トップのハミルトンには約1秒の差をつけられている。4年連続チャンピオンのセバスチャン・ベッテルは午前中のセッションで発生した電気系トラブルのためにこのセッションでは走行することができずに終わっている。
4番手から10番手までの結果は次のとおり。4番手フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、5番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、6番手ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)、7番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)、8番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、9番手パストール・マルドナード(ロータス)、10番手ダニール・クビアト(トロロッソ)。
可夢偉は順調に38周を走行したが、ベストタイムは1分31秒338で20番手となり、直接のライバルであるマルシャ勢の前に出ることはできなかった。
F1スペインGPフリー走行3回目は、明日10日(土)の現地時間11時(日本時間18時)から始まる。