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フォース・インディアと新スポンサーの関係は?

2014年05月02日(金)17:10 pm

すでにお伝えしたように、フォース・インディアが新たに世界的ウォッカブランドである「スミノフ」とスポンサー契約を結んだことが発表された。

3月にはフォース・インディアのタイトルスポンサーを務めるサハラのスブラタ・ロイ・サハラ代表が投資家への収益金支払いを怠ったとして逮捕されるという事件が発生。

同じころ、フォース・インディアの今季型車であるVJM07のサイドポッドは、それまでのオレンジから黒へと塗り替えられ、その時点ではそれまでサイドポッドに描かれていたサハラの文字が消えていたこともあり、フォース・インディアとサハラとの関係に終止符が打たれるのではないかとうわさもささやかれた。

だが、フォース・インディアではそのうわさを否定。そしてF1中国GP(第4戦)では、再びサハラの文字がVJM07のサイドポッドに復活していた。

そして今回、世界的に有名なウォッカブランドであるスミノフとの契約が発表され、サイドポッドにスミノフのロゴがあしらわれた画像が紹介された。今後、スミノフのロゴはリアウイングやシャシー上部、ドライバーのスーツやヘルメットなどにもあしらわれることになるとしている。

このスミノフは、現在はイギリスの酒造会社であるディアジオ社の傘下にあるが、興味深いことに、フォース・インディアのオーナーであるビジェイ・マリヤが会長を務める酒造会社のユナイテッド・スピリッツも同じディアジオ社のグループ企業の一社となっている。ディアジオではすでにマリヤのユナイテッド・スピリッツの株式29パーセントを取得しているとされている。

『Hindustan Times(ヒンドゥスタン・タイムス)』によれば、ディアジオ社は最近、インドのような「拡大市場」への進出に力を入れているという。一方、マリヤのほうは、現在操業が停止しているキングフィッシャー航空関係で多額の負債を抱えていると報じられている。

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