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フォース・インディア、新スポンサー「スミノフ」と契約

フォース・インディアが、世界的なウォッカブランドとして知られるスミノフとパートナー契約を結んだことが明らかとなった。

3月にはタイトルスポンサー、サハラの代表であるスブラタ・ロイ・サハラが逮捕、拘留されるといった事件が発生し、フォース・インディアとサハラとの決別もうわさされていた。その成り行きはともかく、次戦F1スペインGP（5月11日決勝）以降のレースでは、サイドポッドにこれまでのサハラではなくスミノフのロゴが刻まれるケースも出てくるようだ。

今回の契約締結に関し、フォース・インディアのチーム共同オーナー兼チーム代表であるビジェイ・マリヤは次のように語った。

「スミノフがF1の世界に加わってくれるのは素晴らしいことだ。世界でも象徴的なブランドであり、彼らがフォース・インディア・ファミリーに加わってくれることを歓迎する。我々はチームとして、サーキットでは最高のプロ意識を示すとともに、そこを離れれば盛大な式典なども催す立場にある。スミノフとのパートナーシップはこれらの価値をより高めてくれるものだ。我々がサーキット上で進歩を果たし続ける限り、スミノフはそれを祝うための理想的なブランドとなるし、このスポーツが新たなファンを獲得することにもつながるだろう」

新たなスポンサーとなったスミノフのロゴは次戦スペインGPからドライバーのヘルメットやスーツに施されることになるとともに、いくつかの重要なレースにおいては、F1カーのリアウイングやシャシー上部、さらにサイドポッドにもロゴが配されることになるという。また、スミノフでは、今後のフォース・インディアとのパートナーシップ活動を通じて、飲酒運転撲滅活動にも力を入れて行くとしている。