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アゼルバイジャン、F1開催契約を発表へ

2014年05月02日(金)7:27 am

旧ソビエト連邦の一部でアジアとヨーロッパが交差する地域に位置し、石油資源豊かなアゼルバイジャン共和国で、F1グランプリ開催計画が加速している。

F1最高経営責任者(CEO)バーニー・エクレストンが同国の首都バクーをF1の候補地であると公表、マスコミを驚かせたのは昨年のことだ。

「彼らは2015年の開催を狙っている」と、エクレストンは去る3月に話していた。「ただ、それはひとつの可能性で、2016年がより現実的だろう」

五輪関連の情報サイト『insidethegames.biz(インサイド・ザ・ゲームズ・ドット・ビズ)』も、2016年を初年度としてヨーロッパGPの名称で開催する方向で合意が成立したと報じている。

アゼルバイジャンは2015年に初開催となるヨーロッパ大会のホスト国でもある。

報道では、F1レースは市街地の公道を使って行う。全長4.4kmで、すでにGT3クラスのスポーツカーレースを開いた経験がある。

「バーニー・エクレストンと合意に至ったわれわれは、近くバクーで正式な記者会見を行う」と、アゼルバイジャンのアザド・ラヒモフ・スポーツ大臣は語ったとされる。

さらにスポーツ省のスポークスマン、サマヤ・ママドヴァも、そうした報道が事実であることを『Trend(トレンド)通信』に認めている。

ところでエクレストンは、インドGP復帰の可能性も示唆している。2013年までデリーで行われていた同GPは、地元の官僚主義や税金問題、さらには金銭的なハードルを越えられず、開催が中断したままだ。

「彼ら(レース主催者)だったら、ただここ(ロンドン)へやって来て現存する契約の片を付ければ良いだけの話だ」と、エクレストンはインド『PTI通信』に語っている。

「彼らがいつ来るのかは知らないが、常に話し合う中で、復帰の意志は痛いほど伝わってくる。私もまた、すべての金銭問題は解決すると思っている。いずれインドはカレンダーに戻るはずだ」

「以前も言ったように、インドはF1にとって重要な市場だ。私も早く帰って来てほしい」

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