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ベッテルの態度はよくないとハッキネン

2014年04月24日(木)17:15 pm

かつてマクラーレンで1998年と1999年にF1チャンピオンに輝いたミカ・ハッキネンが、チームオーダーを無視したセバスチャン・ベッテル(レッドブル)に対して苦言を呈した。

レッドブルもベッテル本人も、最終的にはチームメートのダニエル・リカルドを前に出させたと語っているものの、ベッテルは最初にチームからリカルドを先行させるよう指示を受けたときには「おあいにくさま」と答えていた。

ハッキネンは、自身のスポンサーである『Hermes(エルメス)』からインタビューを受けた際、そうしたベッテルの態度は感心できるものではないと次のように語った。

「ベッテルにとっては、リカルドに負け続けているのは快いものではないだろう。だが、チームからの指示には従うべきなんだ」

「昨年も、僕はベッテルのチームに対する態度を見て驚かされたよ。そしてそれは今も続いている」

ハッキネンが言及しているのは、昨年ベッテルとマーク・ウェバーとの間に起こった「マルチ21」事件のことであるのは明らかだ。昨年のマレーシアGP決勝終盤、ウェバーがトップを走っていたものの、そこにベッテルが追いついてきた。その際、チームはそのままの順位を保つように指示を出したものの、ベッテルがこれを無視してウェバーを追い抜いて優勝をさらってしまうという出来事が起こっていた。

「そういう態度を続けていれば、遅かれ早かれそれは自分自身に降りかかってくるものだよ。彼(ベッテル)はチームを変わろうと計画しているかもしれない。だが、現時点では正しい振る舞い方ができていないんだ」、とハッキネンは結んでいる。

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