F1第4戦中国GPで自身初の3連勝を飾ったルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)は、レース以外の環境も最高の状態にあると語っている。
中国GPの優勝でハミルトンは通算勝利数が25となり、メルセデスAMGの非常勤会長で伝説的なF1ドライバーであるニキ・ラウダに並んだ。
ラウダは、飼い犬やラッパーといった取り巻きなどの“荷物”を持ってくるのをやめるよう、昨年ハミルトンを諭したことを上海で明かした。
ハミルトンはその忠告に従い、今年同行しているのはトレーナーだけだ。
「今年は、到着して運転するだけでいい。ほかに何の心配もないんだ」と今週ハミルトンは話している。
「いろいろなことの組み合わせなんだよ。自分の人生や家族、ガールフレンド、すべてのことだ。住む場所や、適切な人が周囲にいること、マネージメントとか、適切なチームに所属していることとかね」とハミルトンは説明している。
ハミルトンは開幕戦でリタイアしたため、3連勝を飾った今も、数ポイント差でランキングトップはチームメートのニコ・ロズベルグだ。ハミルトンも、今のところタイトル争いでロズベルグが心理的に有利であることを認めている。
「このレースの世界では、すべてが心理戦だ」とハミルトン。
「ニコはものすごく速い。でも僕は、自分がすごくいいパフォーマンスを発揮できていることに感謝しているんだ。ただ、それはチームのおかげだ。信じられないようなことをやってくれている」