いよいよ今週から、F1最高責任者のバーニー・エクレストンの汚職容疑に対する刑事裁判がドイツで始まる。これをうけてエクレストンは44歳の女性弁護士に自分の仕事の補佐を委ねたようだ。
エクレストンは、今後毎週2日は裁判によって拘束されてしまうことになるため、現在の業務を補佐してくれる人材が必要となることを認めていた。
イギリスの『Daily Mail(デイリー・メール)』紙が報じたところによれば、その人物はすでにF1の法務責任者の立場にあるオーストラリア人女性弁護士のサッシャ・ウッドワード・ヒルだという。
「彼女は最近の大きな契約にはすべてかかわってきており、F1関係のビジネスにおいて17におよぶ管理職を兼任している」、とジョナサン・マクエボイ記者は書いている。
ある内部関係者は、「彼(エクレストン)は、裁判の進行中においては、これまで以上に彼女を頼みとすることになるだろう。彼女がバーニーを強く支えることになる」と語った。
今週の24日(木)から始まる裁判に備えてか、エクレストンは先週末行われたF1中国GPには姿を現さなかった。