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「リカルドと比較されるのはいいことだ」とベッテル

2014年04月19日(土)0:31 am

シーズン前にはルノー製パワーユニットによる深刻な問題を抱えていたものの、その後順調に改善の兆しを見せているのが、4年連続でF1タイトルを獲得してきたチャンピオンチームのレッドブルだ。

18日に行われた今季の第4戦F1中国GPのフリー走行2回目では何のトラブルも発生することなく、ダニエル・リカルドが4番手、セバスチャン・ベッテルが5番手と好位置につけている。

『Autosprint(オートスプリント)』は、レッドブルの上海のパドックには次から次へと新しいパーツが届けられていると報じている。

しかし、4年連続F1チャンピオンであるレッドブルのセバスチャン・ベッテルは、中国GP(20日決勝)でもやはりメルセデスAMGが大きくリードするのは間違いないだろうと考えている。

「もし僕たちがすでに1周あたり1秒も差を縮めることができていたとしたら、間違いなく大きな驚きだろうね。でも、現実的になるべきだよ。そして現実的に見れば、僕たちはトップ5にはなれるだろう」

だが、ベッテルにとって、問題はレッドブルのクルマのスピードだけではないだろう。もうひとつの問題は、となりのガレージで同じRB10(レッドブルの2014年型車)の中に座っているチームメートのダニエル・リカルドだ。リカルドは今季ここまで、リタイアに終わった第2戦以外は予選でも決勝でもベッテルを上回る結果を残している。

しかしベッテルはこれに関し、「僕は彼のことはうれしく思っているよ」と語り、次のように続けた。

「彼が限界まで攻めているのを見るのはうれしいことだよ。それに、引き合いに出される相手がいるというのはいつだっていいことだよ」

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