上海インターナショナル・サーキットで開催中のF1第4戦中国GP、初日フリー走行を終えたマーカス・エリクソン(ケータハム)は次のようにコメントした。
■マーカス・エリクソン(フリー走行1回目21番手/フリー走行2回目22番手)
「フリー走行1回目に22周できたのは週末に向けて堅実なスタートが切れたということだし、予定していたプログラムはほとんどやり終えることができたよ。セッションのほとんどすべてにおいてトラクションの問題を抱えていたよ」
「路面温度は低かったし、フリー走行1回目で使った硬めのタイヤ(ミディアム)ではすごくグリップが低かった。だから、ブレーキングゾーンでは特に注意をしなくてはならなかったし、そのタイヤでは思うようにアタックすることはできなかった。でも、週末が進むにつれて路面にもっとラバーが乗ってくるだろうし、そうすれば間違いなく改善されると思う」
「フリー走行2回目の最初のころはかなりのオーバーステアだった。特に高速コーナーではね。だから、もう少しアンダーステアになるようにしてその作用を弱めようとしたんだ。そうしたら2回目の走行のときにはそれがうまくいったよ。そこではいつも空力の評価をするところなんだけどね」
「最後の30分でまたミディアムでのロングランをやる前に、初めてソフトタイヤでのタイムアタックをやったんだ。でもほかのクルマの影響を受けずに周回することができなかったし、最後に出した最速タイムもクルマの能力にはまったく見合うものではなかった。ここではいくつか新しいやり方も取りいれてみたんだけど、それはあまりうまくいかなかった。だから、明日はまたそれを変えてみるよ。フリー走行3回目と予選までにはまだかなりの時間が残されているはずからね」