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ルノーは当初「オープンでなかった」とレッドブル

2014年04月17日(木)20:57 pm

レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、2014年開幕前からトラブル続きのルノーについて、当初は「オープンでなかった」と語った。

マルコは、F1中国GP(20日決勝)を前に行われたオーストリアの『APA通信』とのインタビューで、シーズン前に危機的な状況が明らかになってから、フランスのルノー本拠地を訪問し始めたことも明かしている。

「我々はたくさんの間違いを発見した」

「腹が立ったのは、彼ら(ルノー)がオープンでなかったことだ。今は、建設的な協力関係ができている」

「我々は、ルノーとトロロッソと共に懸命に働いている。基本的な間違いは、ルノーの仕事への取りかかりが遅すぎたことだった」と常に率直なマルコは主張している。

今シーズンはメルセデスAMGの独走状態が続いているが、マルコはタイトル獲得に向けてまだ手遅れでないことを願っている。

「我々は楽観視している」とマルコ。「なぜなら、エンジンにはまだ最適化されていない部分があることを知っているからだ。どの程度機能し、どの程度機能していないかは把握している」

「従って、すべて開発次第だ。シャシーに関しては、こちらの仕事はやった」

マルコは以前から、メルセデスエンジンに対してレッドブルは80馬力も不利な状況だと主張していた。

「少ない馬力で勝つことには慣れている。ほかの部分で頭を使えばいいことだ」

「だが、80馬力は多すぎる。その上、ドライバビリティーも大きく劣っているのだから、なおさらだ。それに、メルセデスAMGはタンクに(燃料を)6kg残してフィニッシュしているのに対して、我々は残りをグラムで測っている状態だ」とマルコは話し、燃費の面でもルノーに問題があると指摘している。

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