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メルセデスAMGの「攻撃的な態度」に驚いたとレッドブル

2014年04月16日(水)21:03 pm

レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、FIA(国際自動車連盟)の聴聞会で受けたメルセデスAMGからの批判に「驚いた」と語っている。

F1開幕戦オーストラリアGPで、レッドブルのダニエル・リカルドは2位フィニッシュしたが、規定の燃料流量をオーバーしていたとして、レース後に失格処分を受けた。これに対してレッドブルが不服申し立てをしたため、14日(月)にパリのFIA本部で聴聞会が行われた。

この聴聞会でメルセデスAMGの弁護士は、レッドブルのルール違反を「意図的で言語道断」だとして「さらなる制裁措置」をとるべきだと主張した。

聴聞会の結果、5人の判事はリカルド失格の裁定を支持したものの、レッドブルに追加の罰則を加えることはなかった。

この結果を受けて、マルコが次のように語ったとオーストリアの『Kleine Zeitung(クライネ・ツァイトゥング)』紙が伝えている。

「当然ながら、ひどく失望している」

「裁定の詳細な理由を見るまで、これ以上何も言えないが、それより驚いたのは、競争相手のメルセデスAMGが我々を糾弾した際にとった表現と攻撃的な態度だ」

一方リカルドは、母国オーストラリアで初表彰台を獲得しながら、失格が確定してトロフィーを奪われた形だが、この結果を前向きに受け止めている。

「オーストラリアで18ポイントをもらえないのは残念だ」とリカルドは16日(水)に話した。「でもそれよりも、できるだけ早くまた表彰台に立ちたいという気持ちが強くなった」

「あの週にも言ったけれど、どうしようもないレースをして半分過ぎた辺りでマシントラブルでリタイアするよりも、最高のレースをして表彰台フィニッシュを果たし、そのあと失格になるほうが僕はいい」とリカルドは語っている。

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