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マクラーレン、バトンに替えて若手起用も

2014年04月14日(月)17:12 pm

マクラーレンは2014年シーズン終了とともにジェンソン・バトンを解雇、替わりにチームの若手育成プログラムから新人ドライバーを起用する可能性がある。

以上のようにF1公式ウェブサイトに語るのは、今年チーム代表に返り咲いたロン・デニスだ。契約からわずか一年でセルジオ・ペレス(現フォース・インディア)を切ってお抱え新人のケビン・マグヌッセンに交代させたのも、他ならぬデニスである。

21歳のデンマーク人マグヌッセンはバトンと同様、F1チャンピオンにふさわしいドライバーとしての「要素をすべて備えている」と、デニスは手放しの誉めようだ。

「(2014年の)ケビン起用は私の決定だ」と、デニス。

「彼が技術陣の要求に応えられるか見極める必要があると感じて決めた。ここまではとても良くやっている」

「また、ストッフェル・ファンドールネも先週末のバーレーンでは見事な活躍を見せた」「今季終了までに目覚ましい成長を遂げるだろう」とデニスは語る。

ファンドールネは、マグヌッセンよりひとつ年上のベルギー人。今年はマクラーレン傘下でGP2に参戦、さっそく開幕戦バーレーン・ラウンドで優勝している。

ファンドールネが所属するのは、GP2の名門ART。ジャン・トッドFIA会長の息子ニコラが運営するチームだ。今年マクラーレンと提携を結んだばかりか、彼らが2015年からエンジン供給を受けるホンダとも新たな協力関係にある。

2010年からマクラーレンに在籍しているバトンは、今年が契約最終年にあたる。

34歳でF1最古参のバトンは、バーレーンで次のように語っていた。「F1に乗ったら30代のドライバーだって20代にヒケを取らない。別に心配はしていないよ」

それでも2015年のラインアップがマグヌッセンとファンドールネのコンビになる「可能性はある」と、デニスは次のように話す。

「どんなことも起こり得る」「だがジェンソンは素晴らしい仕事をしている。速いし、態度だって献身的だ。どう考えても、ジェンソンとの関係を断つ理由は見当たらない」

「とは言え、まだシーズンは始まったばかりだよ」

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