2015年からF1に参戦することになるかもしれない13番目のチームとフェラーリとの関係が見えてきた。
先週の11日(金)に、F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)がアメリカのジーン・ハースに12番目のチームとして2015年からの参戦にゴーサインを出した。その際、FIAでは「フォルツァ・ロッサに関してさらなる調査を行っているところ」であることも明らかにしていた。
FIAの関係者は、フォルツァ・ロッサとは、かつてフォース・インディアやHRTでチーム代表を務めていたコリン・コレスが率いるチームの名称であることを認めている。さらに、コレスはルーマニアのスポンサーからの支援を受けているとも報じられていた。
その後、メディアが報じたところによれば、イタリア語で「赤い力」を意味するフォルツァ・ロッサは、ルーマニアでフェラーリ製スポーツカーの輸入販売を手掛ける正式な大手代理店であることが分かったという。
しかも、ルーマニアの首都ブカレストにあるフォルツァ・ロッサのショールームは、2008年にフェラーリ会長自らが立ち上げたものだという。
一方、『Autosprint(オートスプリント)』誌のマウリツィオ・ヴォルティニは、ハースは2015年からフェラーリからエンジンの供給を受けることになるだろうと書いている。