NEXT...F1開催スケジュール

レッドブル、開幕戦失格処分の聴聞会に「新証拠」を提出か

2014年04月14日(月)16:34 pm

レッドブルは、今季のF1開幕戦オーストラリアGPにおいてダニエル・リカルドが2位でゴールしながらも失格処分を受けたことに対して提訴しているが、その聴聞会に向けて「確固たる根拠」を持っている主張している。

当初、パリで行われるF1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)の国際法廷において、レッドブルがF1競技委員会が下した裁定をくつがえすことは難しいだろうと考えられていた。それは、レッドブルがFIAによって使用が義務付けられているジル・センサーズ社製の燃料流量センサーが不正確であるとして、そのセンサーが示す数値を無視していたことが明らかだったためだ。

だが、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーの最新のコメントをイギリスの『BBC』と『Sky(スカイ)』がそれぞれ次のように紹介している。

「さらにレースが行われるにつれ、問題がさらに明らかとなってきている。新しい証拠が明るみに出たし、新たな了解事項に関しても明るみに出てきている」

「我々には揺るぎない根拠があると信じている」

レッドブルと、エンジンサプライヤーであるルノーはシーズン開幕前に行われた公式テストを悲惨とも言える結果で終えていた。そして、過去4年連続のF1チャンピオンチームであるレッドブルは、今季3レースが終了した現時点でのチーム別ランキングは4位に甘んじている。

開幕戦でリカルドが失った2位の座を取り戻そうと必死になっているレッドブルだが、ホーナーは「そのポイントは不可欠だよ。1ポイントも失うわけにはいかないんだ」と主張。

FIAでは、14日(月)に行われる審議の結果については、聴聞が終了次第「できるだけ早急に」公表するつもりだとしている。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック