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F1撤退のうわさは「ナンセンス」とレッドブル

2014年04月13日(日)22:41 pm

レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、レッドブルがF1から撤退するという憶測を「ナンセンス」と切り捨てている。

2014年、F1は大きくルールが変更されてV6ターボエンジンが導入され、4年連続チャンピオンのレッドブルも、トラブル続きのルノーエンジンに手を焼いている。チームオーナーのディートリッヒ・マテシッツは、我慢にも「明らかに限度」があると話していた。

これを受けて、レッドブルがF1から撤退して、ほかのカテゴリーに移るのではないかといううわさが流れている。

マテシッツのモータースポーツでの右腕であるマルコは、11日(金)に『Auto Bild(アウト・ビルト)』に対して次のように語った。「こんなのはまったくのナンセンスだ。何の根拠もない」

「レッドブルの哲学では、トップリーグにいるのなら、この場合モータースポーツだが、下のクラスに下がることはない。それでは意味をなさない」

2014年のルールに対する批判はすべて、レッドブルが「ネガティブな流れ」に敏感だからだとマルコは説明する。

「F1が高い評価を維持できるように見守り、あらゆる手を尽くす必要がある」

また、レッドブルが現在トップのメルセデスエンジンの供給を受けようと働きかけているといううわさもあるが、マルコはこれも否定した。

「当然ながら、我々に負けることになったら彼ら(メルセデス)にとって損だ」とマルコ。「彼らは勝つためにファクトリーチーム(メルセデスAMG)を作ったんだ。だから、メルセデスが我々にエンジンを供給することは期待していない」

レッドブルが独自にV6ターボエンジンを設計するといううわさもマルコは否定している。

「基本的に、我々の主たる専門はシャシーだ。従ってエンジンの開発は、ほかの選択肢がまったくない場合のオプションでしかない」

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