V6ターボエンジンに変わったF1にBMWとフォードが関心を持っているかもしれない。
アメリカのジーン・ハースのチームが2015年からF1に参戦すると見られているが、『Racecar Engineering(レースカー・エンジニアリング)』は、このチームがフォードブランドのコスワースエンジンを使うのではないかと伝えている。
一方、かつてF1チームのオーナーだったジャン・カルロ・ミナルディは、BMWもF1復帰を検討し始めていると自身のウェブサイトで述べている。
「ドイツで流れているうわさから、5月にBMWの取締役会が開かれ、早ければ2015年にもエンジンサプライヤーとしてトップカテゴリーへ復帰することを検討するようだ」
またミナルディは、冬のテストや今季序盤のレースにBMWの関係者が来ていたと述べている。
BMWは、2009年末でザウバーとのパートナーシップを終了し、F1から撤退した。F1のV6ターボエンジンへの移行については賛否両論ある中で、BMWが復帰するとなればF1にとって良い知らせとなる。2015年からは、ホンダもF1復帰を決めている。
2012年からDTM(ドイツツーリングカー選手権)に復帰したBMWだが、F1への復帰は繰り返し否定している。
今回のうわさについてBMWの広報担当者は、「我々の焦点は変わっていない」と『Speedweek(スピードウィーク)』に話している。
「F1は話題に上っていない。我々は市販車ベースのレースで大いに満足している」