F1最高責任者バーニー・エクレストンは、ついに本腰を入れてインターネット時代に対応する。
経済・金融情報を配信する『Bloomberg(ブルームバーグ)』によると、スポーツサイトの人気ランキングでF1公式サイトはわずか39位で、エジプトのサッカーやアメリカのプロレスのサイトにも負けているという。
今回『Bloomberg(ブルームバーグ)』は、早ければ6月にもF1のメディア戦略がリニューアルすると報じた。
記事によると、新たなアプリはパソコンとモバイル端末用で、無料の動画と有料登録者限定の動画を提供する予定だという。これは、現在の3分程度のダイジェスト動画と比べて進歩と言える。
「新しいアプリを計画している。そこそこの規模のプロジェクトだ」とエクレストンも認めている。「きちんとしたものにしようと取り組んでいる」
しかしエクレストンは、F1放送の「柱」は今後もテレビだと釘を刺している。
また、新しいアプリが有料であることも明らかにした。
「我々はタダではやらないよ」とエクレストンは話している。