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ハミルトンが明かす、ロズベルグ躍進の理由

2014年04月09日(水)3:04 am

ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)のパフォーマンスがF1第2戦マレーシアGPから第3戦バーレーンGPにかけて良くなった背景に文書データの存在あり。ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が以上のように主張している。

2014年F1シーズンは3戦を終えて1勝のロズベルグがランキングのトップ。これを2勝のハミルトンが11ポイント差で追う展開だ。ハミルトンによると、バーレーンGPを前に現地入りしたロズベルグはチームから「分厚い書類」を渡されたという。

一週間前のマレーシアGPでロズベルグは、およそ17秒もの大差をつけられハミルトンに敗れた。ところがバーレーンでは一転、組んずほぐれつの激しいトップ争いを展開したのだ。

「チーム内の誰かがマレーシアでの僕の走りを徹底的に分析したんだ」とハミルトンはイギリスの新聞各紙に語っている。ロズベルグに手渡された文書は、「僕が速かったすべてのところ」が詳細に記されているとハミルトンは明かす。

「僕も次の第4戦中国GPでは同じ分析を行って、得た知識を大いに利用したい」

「今後二週にわたって、ねじりハチマキで勉強するよ。そして僕なりに考えて、多くを吸収するつもりだ」

バーレーンでハミルトンは1秒差でロズベルグを振り切り、優勝した。チーム責任者のパディ・ロウは無線で両者に「完走しろ」と指令を飛ばしたが、勝利に向かって、つばぜり合いを展開していた二人の耳に入っていたかどうか。

「僕らの間に立ちはだかりもせず、バトルを許してくれたチームは大したものだよ」と語るハミルトン。

同時に彼は、何やら物騒なことも口にする。「今後、こんなレースが毎戦続けば、僕ら二人とも笑顔でマシンを降りることができるかどうかは保証しかねるよ」

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