F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、F1に変わる新たなシリーズ「GP1」を構想しているとうわさされている。
2014年からの新ルールを批判するエクレストンと、F1統括団体FIA(国際自動車連盟)との対立が深まっているようだ。
イギリスのテレビ局『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』のインタビューでエクレストンは、F1を完全に支配したがっているのだといううわさについて聞かれ、「ナンセンス」だと答えている。
一方、F1の下位カテゴリーで、サポートレースとして同時に開催されることも多いGP2について、コストが非常に少ないが、燃費を抑えた今年の「エコ」なF1と比べてほぼ変わらないスピードで音量も大きいという話が出ると、エクレストンも同じ考えであることを認めた。
「もしかしたら、GP2をフォーミュラワンにすべきなのかもしれないな」とエクレストン。「確かにコストは大幅に低くなるだろう。チームの数は間違いなく大幅に増える」
「我々が話題にしているのは“スーパーGP2”なのかもしれんね」