F1もインターネット時代に適応すべきだとフェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリが主張している。
経済・金融情報を配信する『Bloomberg(ブルームバーグ)』は、スポーツサイトの人気ランキングでF1公式サイトはわずか39位で、エジプトのサッカーやアメリカのプロレスのサイトにも負けていると報じた。
また、F1最高責任者バーニー・エクレストンは、テレビ放映権を独占することで巨額の収入を得ており、それを守るためにインターネットをフルに活用することを拒んでいると記事は伝える。
そのため、F1公式サイトで見られるレースのハイライト映像は3分にも満たない。こうした状況にドメニカリは、F1が世界の流れから取り残されていると危機感を抱いている。
「若い世代は、スポーツを違う方法で見たがっている。1時間半のレース全部を見たいとは思わないんだ」
「これは我々が取り組むべき課題だ」とドメニカリは語り、同様に懸念しているチームらで、エクレストンに方針転換を納得させる「ほぼ手前」まで来ていることを明かした。
今は「より直感的な生き方になってきている」とドメニカリ。「そうした人たちと通じ合えなければならない」