ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)は、2014年最高のF1マシンはレッドブルだと考えている。
ヒュルケンベルグは、パッケージ全体ではメルセデスAMGがトップであるとしながらも、「シャシーではレッドブルが前だと思う」と話している。
「あれほど操縦性が良く、コーナー出口でいいクルマはない」とヒュルケンベルグがバーレーンで話したと『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が伝えた。
さらにヒュルケンベルグは、「メルセデスAMGとフェラーリはそれほど離されていない」と話している。
レッドブルのセバスチャン・ベッテルは、パワーで劣るルノーエンジンがレッドブル唯一の問題と考えているようだ。
「課題にしっかり取り組んでマシンセットアップを完ぺきにやれば、僕がコーナーで少しタイムを稼ぐことは可能だ」とベッテルは話している。
一方、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は、メルセデスAMGのW05も非常にいいマシンだと評価している。
「彼らがパワーで有利なのは分かっている」とアロンソ。「でも、カスタマーチームとの差を見るだけで、ワークスチームのクルマがすごくいいと分かるよ」
もう1つ評価の高いのが、メルセデスエンジンのウィリアムズだ。長いストレートのあるF1バーレーンGP(6日決勝)では、最も速いのではないかと見られている。
またうわさでは、前回の第2戦マレーシアGPでウィリアムズがスタート時に積んでいた燃料が、最大の100kgより10kg少ない90kgだけだったと言われている。
「(ウィリアムズは)燃費が本当にいいんだ」と同じメルセデスエンジンを使っているヒュルケンベルグも認めている。