マクラーレン、新型スーパーカー「650S」を日本初公開

2014年04月01日(火)22:33 pm

マクラーレン東京は、1日(火)に新型スーパーカーである「650Sクーペ」と「650Sスパイダー」を日本初公開した。発売は今年の春を予定しており、価格は「650Sクーペ」が3,160万円、「650Sスパイダー」が3,400万円となる。

高性能を追求したハイスペック・スポーツカーは、往々にして「快適性」が犠牲となることが多い。だが、そうしたこれまでの概念を打破する究極のラグジュアリースポーツとして開発されたのがこの「650S」シリーズだ。

ドライバーの背後に搭載される3.8リッターV8ツインターボエンジンは、650 PS/7250 rpmの最高主力と最大トルク678Nmを発生。しかも、3,000~7,000rpmの回転域で最大トルクの95%が発揮されることで、レーシングカー並みの高速性能を誇りながらも、低速域におけるドライバビリティーの良さも実現されている。さらに、「650S に合わせて調整された 3 種類のアダプティブシャシーモードを採用。「トラック」を選択すると路面に吸い付くようなロードホールディングを発揮し、「標準」に切り替えると路面の衝撃を完全に遮断し、快適な乗り心地を楽しむことができるようになっている。

搭載されるトランスミッションは7速デュアルクラッチギアボックス。フルスロットル状態でロッカーシフトパドルを引くと、新たに採用された「慣性プッシュ」機能によってエンジントルクが保たれ、シフト中も加速感が途切れることはない。また、ハーフスロットル状態でギアチェンジした場合には燃料カットが介入し、歯切れのいい音とともにシフトが完了する仕組みだ。「オートマチック」モードでは、あらゆる速度域でスムーズなシフトを堪能することが可能となる。

エクステリアには、「P1」からインスピレーションを得た個性的なフロントエンドを採用。LEDヘッドライト、アグレッシブなスプリッタなどが装着されるとともに、最適なダウンフォースを得られるように設計されたスタイリングにより、ロードホールディングとフィードバックのよさが高められている。また、「650Sスパイダー」にはクラス最高レベルのリトラクタブルハードトップを採用。時速30km以下であれば走行中でも操作でき、ボタンを押せば17秒以下で車体内にきれいに折りたたむことができる。

バタフライドアを開けると、ハンドステッチのアルカンターラ仕上げによるラグジュアリースーパーカーにふさわしい快適さと豪華さを備えながらも、シンプルな美しさが与えられたインテリアが現れる。レーストラックでも確実にドライバーをホールドするドライビングシートからは、GPSナビゲーションや最新の空調システムなどの操作性も高められている。また、カーボンファイバーシートや拡張レザーパック、インテリア全体にカーボンファイバートリムを使用するなどのカスタマイズも可能となっているほか、リアビューカメラと電動調整ステアリングコラムも選択可能。

<「650S」の概要と価格>
エンジン:3.8リッターV型8気筒DOHCツインターボ
最大出力:650PS(478kW)/7,200rpm
最大トルク:678Nm(69.1kgm)/6,000rpm
トランスミッション:7速シームレスシフト(デュアルクラッチ)
タイヤサイズ:235/35R19(前)・305/30R20(後)
車両重量:1,330kg(クーペ)・1370kg(スパイダー)
最高速度:333km/h(クーペ)・329km/h(スパイダー)
時速0-100km加速:3.0秒
【価格】
クーペ/3,160万円
スパイダー/3,400万円

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