NEXT...F1開催スケジュール

フェラーリがよかったのはシューマッハがいたときだけとかつてのライバル

2014年03月25日(火)0:33 am

7度F1チャンピオンに輝いたミハエル・シューマッハと、かつてライバルとして戦ったことのあるファン・パブロ・モントーヤが、今のフェラーリに足りないのはミハエル・シューマッハだと語った。

モントーヤは、アメリカの現インディカー・シリーズの母体のひとつであるCARTで成功を収めた後、2001年にF1に転向。F1時代にはウィリアムズ、そしてマクラーレンのドライバーとして、しばしばシューマッハとの間に激しい戦いを演じていた。

2006年シーズンの途中でマクラーレンを離脱し、その後アメリカのNASCARシリーズへ転向していたモントーヤだが、今年はインディカーの名門チームであるペンスキーから再びフォーミュラカーでレースをすることになっている。

現在38歳となるモントーヤは、F1時代のライバルであったシューマッハについて、ドイツの『DPA通信』に次のように語った。

「僕たちはお互いにライバルとして争っていたから、6年間に一度しか話をしたことがないんだ」

「彼は友達ではなく、ライバルだった。F1はとても閉鎖的だし、マクラーレンのドライバーがフェラーリのモーターホームへ行って腰を落ち着けることなんてできなかったよ」

だが、モントーヤがシューマッハのことを非常に高く評価しているのは明らかだ。モントーヤに言わせれば、「フェラーリがうまくやれたのはミハエルがいたときだけだった」という。

また、モントーヤは、シューマッハがメルセデスAMGからF1復帰を果たしたものの、いい成績を残すことができなかったのは、メルセデスAMG側にその責任があると考えているようだ。

「彼が運転の仕方を忘れていたんじゃないよ。その走りはいつだってF1での走り方だった」、とモントーヤは主張した。

さらに、モントーヤは、「この7年間、F1はほとんど見ていなかったから」現在のF1についてコメントはできないとし、次のように付け加えた。

「多分、(見たのは)1年に1レースか2レースじゃなかったかな」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック