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FIA会長がフェラーリのチーム代表にエール

2014年03月24日(月)21:06 pm

フェラーリの前チーム代表であり、現在はF1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)の会長職にあるジャン・トッドが、自分の後任であるステファノ・ドメニカリ(フェラーリ/現チーム代表)に対し、批判などははねのけてフェラーリをまたF1トップチームとするために頑張れ、とエールを送った。

トッドは、自身がチーム代表であった期間に、フェラーリに6度のドライバータイトルをもたらしている。そのうち5回はミハエル・シューマッハによるもので、残りの1回は2007年のキミ・ライコネン(フェラーリ)だった。

その後、ドメニカリがチーム代表を引き継いでからというもの、フェラーリは一度もF1タイトルを獲得できておらず、新たなV6ターボエンジン時代の幕開けとなった今シーズンも、開幕戦のF1オーストラリアGPでは、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が辛うじて4位に入るという不安な立ち上がりとなった。

だが、トッドは48歳のドメニカリに対し、いろんな批判などは無視しろと次のように語った。

「私も常に批判にさらされていたよ。何度も勝利しているときでさえね」

「たくさん勝ち過ぎれば、チャンピオンシップを退屈なものにしていると批判されてしまうんだ」

イタリアの放送局『Rai(ライ)』にそう語ったトッドは、ドメニカリが代表となってからもフェラーリにはずっと競争力があったと、次のように続けた。

「過去何年かにおいて、たとえ一度もタイトルを取れていないにしても、フェラーリは常に主役のひとりだった。だが私は、また彼らが(タイトルを)勝ち取れると確信している」

「私がドメニカリに言いたいのは、地に足をつけて本当の問題に集中しろということだ。周りが何と言っているかということにではなくね」

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