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スーティル「クルマの実力を知るための重要なレース」

ザウバーのエイドリアン・スーティルが、セパン・インターナショナル・サーキットで行われるF1第2戦マレーシアGP（30日決勝）に向けて意気込みを語った。

エイドリアン・スーティル
「マレーシアはシーズンにおいて最大級の暑さに見舞われるところだ。そして湿度も高いから難しいレースになる。十分に準備をしておくことが必要だし、とりわけレースが終わると、その違いに気付くことになる。誰もが完走を目指すけれど、ドライバーは限界ギリギリのところまで追い込まれるんだ」

「サーキットはたくさんの高速コーナー、長いストレート、そしていくつかのヘアピンで構成されていてすごく面白いんだ。こういう空力が大きな役割を示すサーキットで走るのを楽しみにしているよ。僕たちがどういう位置にいるのかを知るための重要なレースになる。もしセパンでクルマの調子がよければ、ほかのサーキットでも同様に速いだろうからね」

「ここではすべてが必要になる。優れた空力、コーナーでのグリップ、そしてストレートでの高いスピードがね。クルマにおける空力効果がカギとなる。全体的には、1レースごとに改善していけることを期待している。マレーシアでの一番の目標は、よい成績を上げ、一歩前進を果たすことだよ」