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ホンダ、F1開幕戦を視察

2014年03月19日(水)17:50 pm

『Speedweek(スピードウィーク)』のマティアス・ブルナー記者は、ホンダの新しいF1プロジェクト責任者を務める新井康久氏と技術部門責任者である櫻原一雄氏が先週末のF1開幕戦オーストラリアGPの会場にひそかに視察に来ていたと報じている。

ホンダは2008年の終わりにF1撤退を発表し、周囲を驚かせた。それから何年間もF1界から姿を消していたが、2015年にマクラーレンにV6ターボエンジンなどを提供するサプライヤーとしてF1に復帰することが決まっている。

今年から1.6リッターV6ターボエンジンに変わり、レースごとの燃料使用量が100kgに制限されるなど、大幅なレギュレーション変更が導入され、新しい時代が始まった。

ブルナーは、ホンダ陣営のサーキット視察はこれからも続くと書いている。ホンダは来年に向けて、メルセデス、フェラーリ、ルノーといったエンジン供給の経験豊かなライバルを相手に戦うための綿密な計画に乗り出している。

ブルナーは新井氏の次のような発言を報じている。

「V6ターボエンジンの開発プログラムが始まった当初は難しい問題がいくつかありましたが、今はとても満足できる開発レベルに達しています」

新井氏は究極の目標は明らかだとして、『Japan Today』に次のように語った。

「レースに勝たなければ意味がありません」

「そのために我々は勝てるチームとパートナーシップを組んでいます」

ホンダが来年からエンジンを提供するマクラーレンは、今年でメルセデスエンジンを使うようになって20年目を迎えており、今年がメルセデスとの最後の年になる。

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